
FlexiSpotの昇降デスクはどう選ぶ?他社製品と比較しながら解説
在宅勤務やデスクワークの環境を整える際、デスクの高さを電動で変更できる「電動昇降デスク」が選択肢のひとつとなっています。
座った状態だけでなく、必要に応じて立った状態でも作業できるため、同じ姿勢を続けずに作業環境を切り替えたい場合に活用しやすいデスクです。
そのなかでも、FlexiSpot(フレキシスポット)は複数の電動昇降デスクを展開しています。エントリークラスから機能性を重視したモデルまで選択肢があり、天板とフレームを組み合わせられる製品も用意されています。
一方、昇降デスクを販売しているメーカーはFlexiSpotだけではありません。サンワサプライやIKEAなどにも電動昇降式のデスクがあり、価格だけでなく、昇降範囲、耐荷重、天板サイズ、保証、組み立て方法などに違いがあります。
そこで本記事では、次の3つを同じ基準で比較します。
- FlexiSpot「E7」
- サンワサプライ「e電動昇降デスク ERD-ERシリーズ」
- IKEA「MITTZON(ミッツォーン)デスク 昇降式」
いずれかを一律に優れていると位置付けるのではなく、それぞれの特徴や価格、サイズ、保証などを確認しながら、使用環境に合った昇降デスクを検討できるように解説します。
なお、昇降デスクは高さや姿勢を変更しやすくする家具ですが、腰痛や肩こりなどの症状を治療・改善することを目的とした医療機器ではありません。身体に痛みや不調がある場合は、デスクだけで解決しようとせず、必要に応じて医療機関などへ相談してください。
今回比較する3つの電動昇降デスク
今回比較するのは、運営・提供事業者がそれぞれ異なる次の3製品です。
| 製品 | 主な比較モデル | 価格の目安 | サイズ・天板の特徴 | 昇降機能 | 保証の目安 |
|---|---|---|---|---|---|
| FlexiSpot | E7 | フレーム57,200円 | 対応天板 幅120~200cm・奥行60~80cm | 電動・デュアルモーター | 製品・部品により条件あり |
| サンワサプライ | e電動昇降デスク ERD-ERシリーズ | 120×60cm ブラック97,680円など | 幅・奥行の選択肢が豊富 | 電動・1モーター | 1年 |
| IKEA | MITTZON デスク 昇降式 | 120×60cm 39,990円など | 120・140・160cmなどを展開 | 電動・デュアルモーター | 10年品質保証 |
価格・仕様・保証はモデル、天板、カラー、購入方法などによって異なります。記事内の価格は公式サイトで確認できた情報を基準としており、変更される場合があります。
FlexiSpot(フレキシスポット)E7

商品概要
FlexiSpotは、電動昇降式デスクを中心に、オフィスチェア、ソファ、ベッド、デスク周辺アクセサリーなどを展開しています。
電動昇降デスクには複数のモデルがありますが、比較の基準として取り上げるのが「E7」です。
E7は天板と脚部が一体になった固定仕様だけで選ぶのではなく、対応範囲内で天板を組み合わせられる点が特徴です。公式情報では、対応する天板サイズは幅120~200cm、奥行60~80cm、厚さ2cm以上とされています。
そのため、コンパクトなホームオフィスから、複数モニターを設置する比較的大きなワークスペースまで、設置環境に合わせたデスクを構成しやすいモデルです。
特徴
E7の主な仕様として、公式サイトでは以下が案内されています。
- 昇降範囲:58~123cm
- 昇降速度:38mm/s
- モーター数:2
- 脚幅調整範囲:110~190cm
- 耐荷重:125kg
- 対応天板:幅120~200cm、奥行60~80cm、厚さ2cm以上
- 高さメモリ機能
- 障害物検知機能
- ロック機能
特に確認しておきたいのが、58~123cmという昇降範囲です。
電動昇降デスクでは、立った状態の高さだけでなく、座った状態でどこまで低くできるかも確認しておきたいポイントです。使用する椅子や体格によって適切な高さは変わるため、最低高と最高高の両方をチェックすると選びやすくなります。
また、E7はデュアルモーター仕様です。デスク上にPC、モニター、モニターアームなどを配置する場合は、耐荷重とあわせて確認しておくとよいでしょう。
高さメモリ機能を利用できるため、座って作業するときと立って作業するときの高さを登録しておけば、毎回細かく高さを合わせる手間を減らせます。
料金
FlexiSpot公式サイトで確認できるE7のフレーム価格は57,200円です。
ただし、E7では天板の有無・種類などによって購入価格が変わります。
FlexiSpotでは長方形天板だけでなく、製品や販売時期によって複数タイプの天板やアクセサリーを組み合わせられるため、最終的な予算を考える際はフレーム価格だけで判断せず、天板を含めた合計金額を確認することが重要です。
また、FlexiSpotにはE7以外にも価格帯の異なる電動昇降デスクがあります。公式サイトでは、たとえばEF1が30,800円、E7Hが63,800円、E7 Proが61,600円、E7Q(Odin)が148,500円など、複数の価格帯の製品が案内されています。
E7だけで決めるのではなく、必要な昇降範囲、耐荷重、天板サイズ、予算などを整理したうえでシリーズ内を比較する方法もあります。
価格は変更される場合があるほか、天板・オプション・セールなどによって購入金額が異なります。購入前に公式サイト上の価格と適用条件を確認してください。
おすすめポイント
FlexiSpot E7は、天板サイズやデスク周辺環境を自分の用途に合わせて構成したい場合に検討しやすい電動昇降デスクです。
対応天板の幅が120~200cmと広いため、設置スペースに合わせて比較的コンパクトな構成にすることも、大型の天板を組み合わせることもできます。
耐荷重は125kgと案内されているため、デスクトップPCや複数のディスプレイ、モニターアームなどを設置する予定がある場合にも、機器の総重量と照らし合わせながら検討できます。
また、高さメモリ機能があることから、座位と立位を頻繁に切り替えたい場合にも便利です。
一方、天板を組み合わせる場合には、完成品デスクの価格だけを見る場合とは異なり、フレームと天板の合計金額、天板サイズ、組み立てスペースなども確認する必要があります。
キャンペーン・特典
FlexiSpot公式サイトでは時期によってセールや対象製品の割引が実施されています。
記事作成時に公式サイトを確認したところ、E9 Proなど一部製品では在庫処分セールの表示が確認できました。一方、E7については通常価格57,200円として掲載されている公式ページが確認できます。
FlexiSpotでは過去にも期間限定セールが実施されているため、E7を購入する際には、商品ページだけでなく公式サイト内の開催中キャンペーンの対象商品・割引条件・期間を確認するとよいでしょう。
過去のキャンペーン価格を現在も利用できるものとして判断しないよう注意が必要です。
また、ASP情報では日本国内送料無料(北海道・沖縄を除く)との案内がありますが、商品・配送条件などによって取り扱いが変更される可能性があるため、注文時には配送先を指定したうえで最終的な送料を確認してください。
利用シーン
E7は、次のような使い方を検討している場合に選択肢となります。
在宅勤務用のメインデスク
自宅で長時間PCを使用する場合、作業内容に応じてデスクの高さを変更できます。座位・立位を切り替えながら仕事をしたい場合に活用できます。
複数モニターを使ったPC環境
耐荷重や対応天板サイズに余裕があるため、複数のモニターや周辺機器を設置する環境を構築したい場合にも検討できます。ただし、実際に設置する機器の総重量は事前に確認してください。
新生活に合わせたワークスペースづくり
天板サイズを選べるため、部屋の広さや家具配置に合わせてデスク環境を構成したい場合にも候補になります。
家族で共用するデスク
高さを電動で変更できるため、複数人が同じデスクを使う環境でも、それぞれに合わせて高さを調節できます。
まとめ
FlexiSpot E7は、デュアルモーター、58~123cmの昇降範囲、125kgの耐荷重、高さメモリ、障害物検知、ロック機能などを備えた電動昇降デスクです。
対応天板の幅が120~200cmとなっているため、デスクサイズをある程度自由に構成したい人にも検討しやすい仕様です。
価格を比較するときは57,200円のフレーム価格だけでなく、天板や必要なアクセサリーを含めた総額で考えると判断しやすくなります。
サンワサプライ e電動昇降デスク ERD-ERシリーズ

商品概要
サンワサプライの「e電動昇降デスク ERD-ERシリーズ」は、電動で天板の高さを変更できる昇降デスクです。
FlexiSpot E7との違いとして注目したいのが、天板サイズの選択肢です。
公式サイトでは、幅900~1400mm、奥行600~700mmの範囲で多数のサイズがラインアップされています。さらに、特注では一定範囲内で1mm単位のサイズ変更にも対応すると案内されています。
既製品のサイズでは設置スペースに合わせにくい場合や、オフィスのレイアウトに合わせてデスク寸法を調整したい場合に検討しやすいシリーズです。
特徴
ERD-ERシリーズの主な仕様は次のとおりです。
- 電動昇降
- 天板昇降範囲:約735~1235mm(アジャスター使用時)
- 1モーター
- 昇降速度:25mm/s
- 総耐荷重:70kg
- 衝撃感知機能
- USB Type-C・USB Aポート
- 複数の天板サイズを展開
- カラーの選択肢あり
- 特注サイズ対応
FlexiSpot E7がデュアルモーターであるのに対し、今回比較するERD-ERシリーズは1モーター仕様です。
また、昇降範囲は約73.5~123.5cmです。最高位置はFlexiSpot E7と近い水準ですが、最低位置には差があります。
特に座った状態で低めのデスク高を必要とする場合は、この最低高の違いを確認しておくことが重要です。
一方で、ERD-ERシリーズはサイズバリエーションの細かさが特徴です。設置スペースを基準にデスクを選びたい場合には比較しやすいシリーズといえます。
料金
サンワサプライ公式サイトに掲載されている1200×600mmモデルを例にすると、価格は以下のとおりです。
- ERD-ER12060BK(ブラック):97,680円
- ERD-ER12060W(ホワイト):97,680円
- ERD-ER12060BKLM(薄い木目+ブラック):99,000円
- ERD-ER12060LM(薄い木目+ホワイト):99,000円
- ERD-ER12060M(濃い木目+ブラック):99,000円
また、サイズによって価格が異なります。
たとえばブラックモデルでは、幅900×奥行600mmが94,160円、幅1400×奥行700mmが109,670円など、天板寸法によって価格が変動します。
なお、メーカー公式サイトに記載されている標準価格と、サンワサプライの直販サイトで実際に販売される価格が異なる場合があります。購入時には利用する販売ページの価格を確認してください。
また、メーカー製品ページには送料が別途必要になる旨の記載がある製品もあるため、商品価格だけでなく配送条件まで含めて比較する必要があります。
おすすめポイント
ERD-ERシリーズの特徴は、デスクサイズを細かく選びたい場合に検討しやすいことです。
幅900mmから1400mmまで複数サイズが用意され、奥行についても600mm・650mm・700mmなどのラインアップがあります。
たとえば、ワンルームなどでデスク幅を抑えたい場合には900mmクラス、PCモニターや資料を広げるスペースを確保したい場合には1200~1400mmクラスというように、設置場所に合わせて選択できます。
また、USB Type-CとUSB Aのポートを備えている点も特徴です。ノートPCやスマートフォンなどを使用するデスク環境では、電源周辺を整理する際の選択材料になります。
一方で、最低高はFlexiSpot E7やIKEA MITTZONとは異なるため、低い位置まで下げたい人は寸法を確認してから選ぶことが重要です。
キャンペーン・特典
記事作成時にサンワサプライのメーカー公式製品ページを確認した範囲では、ERD-ERシリーズについて期間限定の一律割引キャンペーンは確認できませんでした。
ただし、サンワサプライの直販サイト「サンワダイレクト」ではメーカー標準価格とは異なる販売価格となっている場合があります。
たとえばERD-ER12060BKは、メーカー公式サイト上の標準価格が97,680円である一方、直販サイトでは90,280円で掲載されていることが確認できます。
販売価格は変動する可能性があるため、購入時の価格、送料、在庫状況、納期、返品条件などを確認してください。
利用シーン
限られたスペースに設置したい場合
幅900mmから選択肢があるため、コンパクトな作業スペースを構築したい場合に検討できます。
オフィスで複数台導入する場合
サイズやカラーを揃えながらレイアウトしたい場合に候補になります。
設置場所に合わせて寸法を細かく決めたい場合
既製サイズに加え、条件内で特注にも対応しているため、家具や壁との位置関係を考慮したデスク選びが可能です。
USB機器をデスク周辺で使用する場合
USB Type-C・USB Aポートを備えているため、対応機器の充電環境も比較ポイントになります。
まとめ
サンワサプライ e電動昇降デスク ERD-ERシリーズは、幅・奥行の選択肢が多く、設置場所に合わせたサイズ選びを重視する場合に比較しやすい製品です。
1200×600mmモデルでは97,680円~99,000円の標準価格が確認でき、サイズ・カラーによって価格が異なります。
昇降範囲、耐荷重、モーター数などはFlexiSpot E7とは異なるため、価格だけでなく、自分が必要とする最低高や設置機器の重量まで確認して比較するとよいでしょう。
IKEA MITTZON(ミッツォーン)デスク 昇降式

商品概要
IKEAのMITTZON(ミッツォーン)シリーズには、電動で高さを調節できる昇降式デスクがあります。
FlexiSpot E7やサンワサプライ ERD-ERシリーズと比較した場合、天板・フレームなどを含むデスクとして価格を確認しやすいことが特徴のひとつです。
120×60cm、140×60cm、160×60cmなど複数サイズがあり、奥行80cmの構成も用意されています。
デュアルモーターを採用し、ケーブル収納トレイなどデスク周辺を整理するための機能も備えています。
特徴
MITTZON昇降式デスクの主な特徴は次のとおりです。
- 電動昇降
- デュアルモーター
- 高さ約62~126cm
- 最大荷重80kg
- 高さメモリ設定
- ケーブル収納トレイ
- 複数の天板サイズ
- 10年品質保証
- ビジネス用途にも対応
120×60cmモデルでは、高さは最低62cm、最高126cm、最大荷重80kgと案内されています。
また、手元スイッチには2つのメモリ設定が用意されており、使用する高さを登録できます。
ケーブル収納も特徴のひとつです。PCやモニター、電源タップなどを設置すると配線が増えやすいため、デスク周辺を整理したい場合に確認しておきたい機能です。
料金
IKEA公式サイトで確認できるMITTZON昇降式デスクの代表的な価格は次のとおりです。
- 120×60cm ホワイト:39,990円
- 140×60cm ホワイト:41,990円
- 160×60cm ホワイト:44,990円
- 140×80cm ホワイト系:48,990円
- 120×80cm ホワイト系:46,990円
天板の素材やカラーによって価格が異なる場合があります。
たとえばブラックステインアッシュ材突き板を使用した120×60cmモデルは41,990円で掲載されているなど、同じサイズでも仕様によって価格差があります。
IKEA公式サイトでは「価格は店舗によって異なる場合があります」と案内されているため、オンラインストアまたは利用予定店舗で最終価格を確認してください。
また、配送を利用する場合は配送先や注文内容によって料金が発生する可能性があります。商品本体の価格だけでなく、受取方法や配送サービスも含めて予算を考えるとよいでしょう。
おすすめポイント
MITTZONは、天板と電動昇降フレームを含むデスクとして予算を把握しながら選びたい場合に比較しやすい製品です。
120×60cmのホワイトモデルは39,990円で確認でき、今回取り上げた3製品の価格構成には大きな違いがあります。
ただし、FlexiSpot E7は57,200円がフレーム価格であり、サンワサプライはメーカー標準価格を掲載しているため、単純に表示価格だけで優劣を判断するのは適切ではありません。
「必要な天板を含めた総額はいくらになるのか」という視点で比較することが大切です。
また、MITTZONはケーブル収納トレイを備えているため、PCデスクとして使用する場合に配線をまとめやすい点も特徴です。
キャンペーン・特典
記事作成時に確認できる商品ページでは、MITTZON昇降式デスクについて期間限定の値引きキャンペーンは確認できませんでした。
一方、IKEA Familyに関連するポイント表示などが商品ページに掲載される場合があります。
キャンペーンや会員向けサービスの内容は変更される可能性があるため、購入時に商品ページや会員サービスの条件を確認してください。
利用シーン
初めて電動昇降デスクを導入する場合
完成時のサイズや価格を確認しながら選びたい場合に比較しやすい製品です。
デスク周辺の配線を整理したい場合
ケーブル収納トレイを活用できるため、PCやモニターなどの配線をまとめたい環境に向いています。
自宅とオフィスの両方で検討する場合
公式サイトではビジネスでの使用にも適していると案内されています。
長期間使用する家具として保証も確認したい場合
10年品質保証が案内されているため、保証期間を比較基準にする場合には確認しておきたい製品です。保証対象や適用条件についてはIKEAの品質保証規定を確認してください。
まとめ
IKEA MITTZON デスク 昇降式は、デュアルモーター、高さメモリ、ケーブル収納などを備えた電動昇降デスクです。
120×60cmのホワイトモデルは39,990円で、サイズや天板素材によって価格が変わります。
最大荷重80kg、高さ62~126cm、10年品質保証など、FlexiSpot E7やサンワサプライ ERD-ERシリーズとは異なる特徴があります。
デスク本体として価格を把握しやすく、天板を含めた状態で選びたい場合に比較候補となります。
FlexiSpot・サンワサプライ・IKEAの違いを比較
3製品について、主要な項目を改めて比較します。
| 比較項目 | FlexiSpot E7 | サンワサプライ ERD-ERシリーズ | IKEA MITTZON |
|---|---|---|---|
| タイプ | 電動昇降 | 電動昇降 | 電動昇降 |
| 代表価格 | フレーム57,200円 | 120×60cm 97,680円~99,000円 | 120×60cm 39,990円など |
| モーター | 2 | 1 | 2 |
| 昇降範囲 | 58~123cm | 約73.5~123.5cm | 約62~126cm |
| 耐荷重 | 125kg | 70kg | 80kg |
| サイズ | 対応天板 幅120~200cm・奥行60~80cm | 幅90~140cm、奥行60~70cmなど | 幅120・140・160cmなど |
| 高さメモリ | あり | あり | あり(2設定) |
| 障害物・衝撃検知 | あり | あり | 購入時に現行仕様を要確認 |
| ケーブル収納 | アクセサリー等で構成可能 | 周辺用品と組み合わせ可能 | ケーブル収納トレイあり |
| 保証 | 製品・部品ごとの条件を確認 | 1年 | 10年品質保証 |
| サイズ選択の特徴 | 天板を組み合わせやすい | サイズ展開が細かい | 完成サイズから選びやすい |
ここで注意したいのは、価格の条件が3社で同じではないことです。
FlexiSpot E7はフレーム価格が基準となり、天板を追加すると合計金額が変わります。
サンワサプライ ERD-ERシリーズは天板を含む製品のメーカー標準価格が掲載されており、直販価格とは異なる場合があります。
IKEA MITTZONは天板・下部フレームなどを組み合わせた商品として価格が表示されています。
そのため、「表示価格が安いから選ぶ」という比較ではなく、必要な構成を揃えたときの総額で確認することが重要です。
電動昇降デスクを選ぶときのポイント
1.最低高と最高高を確認する
電動昇降デスクというと、どこまで高くできるかに注目しがちですが、実際には最低高も重要です。
今回比較したモデルでは、
- FlexiSpot E7:58~123cm
- サンワサプライ ERD-ERシリーズ:約73.5~123.5cm
- IKEA MITTZON:約62~126cm
と違いがあります。
座って使用するときにデスクが高すぎると、椅子側の高さ調整だけでは合わせにくい場合があります。
自分の体格、使用するチェア、キーボードやマウスの位置などを考慮し、座位と立位の両方で使いやすい範囲を確認してください。
2.天板サイズを設置スペースから決める
新生活や在宅勤務のためにデスクを導入する場合は、購入前に設置場所を採寸することが重要です。
確認したいのは横幅だけではありません。
- デスクの幅
- 奥行
- 椅子を引くスペース
- 昇降時に周囲へ接触しないか
- 壁や窓との距離
- コンセントの位置
- ドアや収納扉の開閉スペース
などを確認しておきましょう。
省スペースを重視する場合は、幅の小さいモデルが選べるかどうかも比較ポイントです。
サンワサプライ ERD-ERシリーズでは幅900mmからのラインアップが確認できます。
FlexiSpot E7は対応天板が幅120cmからとなるため、天板を含めた設置寸法を確認する必要があります。
MITTZONでは120cm幅などから選択できます。
3.耐荷重は設置する機器を基準に考える
今回比較した代表モデルでは、耐荷重に違いがあります。
FlexiSpot E7は125kg、サンワサプライ ERD-ERシリーズは70kg、MITTZONは80kgです。
ただし、耐荷重が大きければすべての利用者に適しているというわけではありません。
ノートPCとモニター1台程度なのか、デスクトップPC、複数モニター、スピーカー、モニターアームなどを設置するのかによって必要な耐荷重は変わります。
デスク上に置く予定の機器を整理し、余裕を持って選択するとよいでしょう。
4.高さメモリ機能を確認する
座位と立位を頻繁に切り替える場合は、高さメモリ機能が便利です。
毎回ボタンを押しながら高さを微調整するよりも、自分が使用する高さを登録しておくことで切り替えやすくなります。
家族など複数人で共用する場合にも、高さ設定の方法や登録数を確認しておくと選びやすくなります。
5.保証は「年数」だけでなく対象範囲を見る
昇降デスクは、天板だけでなくモーター、コントローラー、脚部など複数の部品から構成されています。
そのため、「保証○年」という数字だけではなく、
- どの部品が保証対象か
- モーターも同じ期間か
- 通常使用での故障が対象か
- 購入証明が必要か
- 送料や修理費用の扱い
- 保証対象外になる条件
などを確認することが重要です。
特にFlexiSpotは製品・部品によって保証条件が設定されているため、購入予定モデルの最新保証規定を確認してください。
IKEA MITTZONについても10年品質保証には適用条件があります。
6.組み立て方法と搬入経路を確認する
電動昇降デスクは、一般的な簡易デスクより重量が大きくなる傾向があります。
大型の天板やスチール製フレームを使用する場合、梱包状態では複数個口になることもあります。
玄関、廊下、階段、エレベーターなどの搬入経路を事前に確認しましょう。
また、一人で組み立てることが難しい製品もあります。
FlexiSpotでは商品によって現地組立サービスを追加できる場合があります。自分で組み立てることに不安がある場合は、組立サービスの有無や料金も含めて検討するとよいでしょう。
用途別に比較するとどう選びやすい?
天板やデスク環境を自分で構成したい場合
FlexiSpot E7は、対応範囲内で天板を選択できるため、デスク環境をカスタマイズしたい場合に検討しやすい製品です。
モニターアーム、ケーブルダクト、CPUスタンドなどの周辺アクセサリーを組み合わせてワークスペースを構築する方法もあります。
特に複数モニターなどを設置する場合は、125kgの耐荷重も比較材料になります。
設置スペースに合わせてサイズを細かく選びたい場合
サンワサプライ ERD-ERシリーズは、幅と奥行のラインアップが細かい点が特徴です。
幅900mmから選べるため、限られたスペースで電動昇降デスクを使用したい場合にも比較できます。
特注サイズの相談が可能な点も、設置寸法を重視する場合の判断材料です。
天板込みの構成をシンプルに選びたい場合
IKEA MITTZONは、120×60cm、140×60cm、160×60cmなど完成時のサイズを基準に選択しやすい製品です。
天板やフレームを細かく組み合わせるよりも、あらかじめ用意された構成から選びたい場合に比較しやすくなっています。
ケーブル収納トレイを備えている点も、PCデスクとして使用するときの特徴です。
電動昇降デスクで失敗しないために確認したいこと
電動昇降デスクは一度設置すると簡単に移動しにくいため、購入前の確認が重要です。
特に注意したいのが「高さ」「サイズ」「重量」「電源」の4点です。
高さについては、自分の身長だけで判断せず、椅子の座面高やキーボード位置まで考慮してください。
サイズについては天板寸法だけでなく、脚部を含めた設置寸法を確認します。
重量については、デスク本体の重量と耐荷重を混同しないようにしましょう。耐荷重はデスクに載せられる重量の目安であり、製品そのものの重量ではありません。
また、電動昇降デスクには電源が必要です。コンセントから離れた場所へ設置すると配線が複雑になるため、設置予定場所の電源位置も確認しておくことをおすすめします。
FlexiSpotの電動昇降デスクに関するFAQ
Q1.FlexiSpot E7はいくらですか?
FlexiSpot公式サイトでは、E7のフレーム価格は57,200円と案内されています。
天板を追加する場合は、天板の種類やサイズによって合計金額が変わります。また、キャンペーンが実施される場合もあるため、注文時の販売価格を確認してください。
Q2.FlexiSpot E7の高さはどこまで調整できますか?
公式情報では、E7の昇降範囲は58~123cmです。
使用する天板の厚さなどによって実際の天板上面の高さは変わるため、設置予定の天板を含めて確認するとよいでしょう。
Q3.FlexiSpot E7の耐荷重はどのくらいですか?
公式情報では125kgです。
ただし、実際に機器を設置する場合は耐荷重上限まで使用することを前提にせず、モニター、PC、モニターアーム、周辺機器などの総重量を確認してください。
Q4.FlexiSpotとIKEAの昇降デスクは何が違いますか?
今回比較したFlexiSpot E7とIKEA MITTZONでは、価格の構成、昇降範囲、耐荷重、天板の選び方、保証などが異なります。
E7はフレームを基準に天板を組み合わせやすく、MITTZONは天板を含めた構成からサイズを選びやすいという違いがあります。
どちらが適しているかは、必要な天板サイズや耐荷重、予算、保証などによって変わります。
Q5.FlexiSpotとサンワサプライはどちらを選べばよいですか?
デスクのカスタマイズ性や耐荷重、最低高などを重視する場合はFlexiSpot E7の仕様を確認するとよいでしょう。
一方、設置スペースに合わせて幅や奥行を細かく選択したい場合は、サンワサプライ ERD-ERシリーズも比較候補になります。
価格条件が異なるため、必要な構成を揃えた総額で比較してください。
Q6.電動昇降デスクを使えば腰痛や肩こりは改善しますか?
電動昇降デスクは高さを変更し、座位と立位など作業姿勢を切り替えやすくする家具ですが、腰痛や肩こりを治療する医療機器ではありません。
身体の状態には個人差があります。痛みや不調が続いている場合は、必要に応じて医療機関などへ相談してください。
Q7.新生活で昇降デスクを購入するときは何を確認すればよいですか?
まず部屋の設置スペースを測り、天板の幅と奥行、椅子を引くスペース、コンセント位置、搬入経路を確認してください。
そのうえで予算、昇降範囲、耐荷重、保証、組み立て方法などを比較すると選びやすくなります。
Q8.省スペースで使いやすい昇降デスクはありますか?
今回比較した製品では、サンワサプライ ERD-ERシリーズに幅900mmのモデルがあります。
FlexiSpot E7は対応天板幅120cmから、IKEA MITTZONも120cm幅のモデルなどが用意されています。
ただし、省スペース性は天板幅だけでは決まりません。脚部寸法や椅子を使用するスペースも含めて設置場所を測ることが重要です。
まとめ|FlexiSpotは価格だけでなく天板・機能・保証まで比較して選ぼう
FlexiSpotの電動昇降デスクを検討するときは、価格だけで判断するのではなく、昇降範囲、耐荷重、天板サイズ、モーター、高さメモリ、保証などを比較することが重要です。
今回比較した3製品には、それぞれ異なる特徴があります。
FlexiSpot E7は、58~123cmの昇降範囲、125kgの耐荷重、デュアルモーター、高さメモリ、障害物検知などを備えています。対応天板も幅120~200cmと幅があり、自分のワークスペースに合わせて構成したい場合に検討しやすいモデルです。
サンワサプライ ERD-ERシリーズは、幅900~1400mmなどサイズ展開が細かく、設置場所に合わせた寸法を重視する場合に比較しやすくなっています。
IKEA MITTZONは、天板を含めたデスクとして価格やサイズを確認しやすく、デュアルモーター、ケーブル収納、10年品質保証などが特徴です。
長時間のデスクワークでは、単に「立って作業できるか」だけではなく、自分が座ったときに適切な高さまで下げられるか、使用するPCやモニターを置けるか、部屋に無理なく設置できるかまで確認することが大切です。
FlexiSpotではE7以外にも複数の価格帯・仕様の電動昇降デスクが用意されています。E7を基準にしながら、予算や必要な機能に応じてFlexiSpot内の別モデルも確認すると、自分の作業環境に合う構成を検討しやすくなります。
価格・キャンペーン・送料・保証条件などは変更される場合があります。購入を決める際には、公式サイトで希望する天板やオプションまで選択したうえで、最終的な価格と適用条件を確認してください。
掲載情報
当記事は、FlexiSpot、サンワサプライ、IKEAが公開している公式サイト・公式商品情報をもとに、電動昇降デスクを比較検討するための情報を整理しています。
掲載している価格、製品仕様、サイズ、耐荷重、保証、キャンペーン・特典、送料、在庫状況、サービス内容などは変更される場合があります。
商品を購入する際は、各公式サイトで最新の商品仕様、販売価格、キャンペーンの対象条件、送料、保証内容、返品・交換条件などをご確認ください。
また、本記事で紹介している電動昇降デスクは、疾病の診断・治療・予防を目的とする医療機器ではありません。使用感や適したデスク環境には個人差があります。
当記事では特定の商品を順位付けすることを目的とせず、各製品の公開情報を共通の比較項目に整理し、利用目的や設置環境に応じて検討するための情報提供を目的としています。